馬蹄雲 (12/17の再掲) ~開館一周年記念~

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2016/2/7 10時35分
栃木県塩原市

塩原温泉のバス停で待っている時、ふと空を見上げたらU字形の雲が眼に飛び込んできた。「馬蹄雲だっ」と反射的に撮ったが、3枚撮ったところで視界から消え去ってしまった。ちいさな乱流が渦を巻いて紐のようになる寿命が短くレア度の高い雲を、初めて撮影できたひと時であった。

※9月19日に開館一周年になったことを機に、一年を振り返り、自分撮影のものからベスト的に5つを再紹介いたします。
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真珠母雲、あるいは真珠雲 (1/20の再掲) ~開館一周年記念~

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1995/8/3 16時
南極昭和基地

極夜(きょくや)が明けて8月初旬の昼から夕方にかけて、上空に幻想的な色彩の極域成層圏雲が現れた。普通の雲ができる対流圏よりも高い成層圏に発生するこの雲は、低い太陽の光を回折・干渉させて真珠母貝の内側に見られる虹のような色彩を帯びるため、真珠母雲と呼ばれる。高度15kmもの高空に浮かぶため、日没後にもしばらく妖しい輝きを放っていた。なお、昭和基地での目撃例は50年間に2回しかない。

※9月19日に開館一周年になったことを機に、一年を振り返り、自分撮影のものからベスト的に5つを再紹介いたします。
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ケルビン・ヘルムホルツ不安定波雲 (10/13の再掲) ~開館一周年記念~

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2011/4/1 16時07分
南極昭和基地

これまで写真でしか見たことがなかったが、珍しい雲だと知っていたので写真を撮影した。後でケルビン・ヘルムホルツ不安定波による雲であることと、その形が刻々と変化することがわかった。綺麗な波の状態が見られたのは、誠に幸運であった。なお、この写真は、世界気象機関(WMO)が新版を制作した国際雲図帳(クラウド・アトラス)に応募し採用された(H. Oguri)。

※スペシャル・ゲストのH. Oguriさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。H. Oguriさん、どうもありがとうございます。
9月19日に開館一周年になることを機に、ゲスト提供のものから特に貴重な作品を7つ、再紹介していきます。
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竜巻 ~ゲスト提供~

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1964/2/1 朝
東京都伊豆大島岡田


1964年2月、強い寒冷前線に伴って伊豆大島岡田沖に竜巻が発生した。同一の親雲から合計6〜7本のものが次々と発生するのを、陸上から目撃し数枚を撮影できた(MOC Norio)。

※スペシャル・ゲストのMOC Norioさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。MOC Norioさん、どうもありがとうございます。
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真珠母雲、あるいは真珠雲

20170120mosaics_4212.png
1995/8/3 16時
南極昭和基地


極夜(きょくや)が明けて8月初旬の昼から夕方にかけて、上空に幻想的な色彩の極域成層圏雲が現れた。普通の雲ができる対流圏よりも高い成層圏に発生するこの雲は、低い太陽の光を回折・干渉させて真珠母貝の内側に見られる虹のような色彩を帯びるため、真珠母雲と呼ばれる。高度15kmもの高空に浮かぶため、日没後にもしばらく妖しい輝きを放っていた。なお、昭和基地での目撃例は50年間に2回しかない。
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南極の地形性の雲

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1995/5/20 15時30分
南極昭和基地


一日中太陽の昇らない極夜(きょくや)が近づく5月下旬、昭和基地の南方向に出ていた怪しい雰囲気の雲を撮影した。この方角には標高500mほどのラングホブデ山地があり、地形による気流の影響を受けたレンズ状の雲が時々出現する。富士山の風下にできる“つるし雲”にも似た多層の地形性レンズ雲は、辺りが薄暗くなりつつある15時30分頃、夕映えの光を浴びて壮絶な色に染まった。
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ウォーター・スカイ

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1996/2/22 12時10分
南極海


厳冬、氷に閉ざされた海。そこにできる氷の裂け目は、海中の生物が息継ぎに来たり、陸上の狩猟動物が狩りに集まったりする、生命の気配が濃厚なエリアとなる。アラスカやカナダなど極北の地に暮らすエスキモーなどは、黒い水面が低い雲に映るウォーター・スカイを見て、氷の裂け目の存在を覚知していたという。狩猟に出た男たちが行く先に定め、あるいはまた留守を守る女たちが春の訪れを知る…、そんな古来のリモート・センシングだったのだ。
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馬蹄雲

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2016/2/7 10時35分
栃木県塩原市


塩原温泉のバス停で待っている時、ふと空を見上げたらU字形の雲が眼に飛び込んできた。「馬蹄雲だっ」と反射的に撮ったが、3枚撮ったところで視界から消え去ってしまった。ちいさな乱流が渦を巻いて紐のようになる寿命が短くレア度の高い雲を、初めて撮影できたひと時であった。
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利尻島のくらげ雲

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1993/7/6 11時50分
北海道利尻町


その名のとおり、クラゲの形をした雲。しかし以前に紹介した「ゴジラ雲」のような勝手な命名ではなく、雲の本にもちゃんとこの名が載っている。関東あたりだと高積雲の一部が変化して束の間姿を見せることも多いが、山岳地帯では層積雲が山肌と絡んでクラゲの集団を発生させることもあるらしい。標高1,721mの利尻山頂から群青の日本海を見下ろした時、くらげ雲たちが集団下校(?)しているのを目撃した。
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ホール・パンチ・クラウド

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1985/4/28 14時20分
茨城県つくば市


稀に見られる穴あき雲の成因のキーワードは3つ、過冷却水滴、ショック、ベルシェロン・フィンデセンの説だ。氷点下でも凍結しない過冷却水滴は、高積雲などで割と普通に存在している。過冷却水滴はちょっとしたショックや上空からの種蒔きなどにより一瞬で凍る。ある一点でかような氷粒ができると、氷面上の飽和水蒸気圧が低いので、周りの水滴が蒸発して氷粒が急速に成長する…というのがベルシェロン・フィンデセンの説だ。降水過程の現場を垣間見せてくれる穴あき雲は、教育上(気象学の)好ましい現象であろう。
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