横にたなびき流るる煙に誘われ凍てつく海岸へ。そこには光の宮殿が眩きたち蜃気楼の世界へ誘う (12/19の再掲) ~開館一周年記念~

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2016/1/9 22時05分
北海道斜里町以久科原生花園の海岸

「光の宮殿」を最初に撮影したのは2012年、町内の写真家Yさん。その写真を見た衝撃が、蜃気楼の迷宮への第一歩となったのです。同じ頃、蜃気楼に興味を持った知床蜃気楼・幻氷研究会(←ここをクリック)の観測部長Café de Forêtさん(←ここをクリック)とともに斜里の海岸に毎日のように通い、上位蜃気楼がけっこう頻繁に出ていることを発見しました。

そんな私達の情熱と自然の冷静さが積み重なって、2つの層の間で御褒美の幻を見せてくれたのかもしれません。ある時、Café de Forêtさんが「病院の煙が真横に棚引くのがSignかも」と気付きます。そんな時は冷え込みが厳しいのです。サインに気づいた彼女から連絡をもらい、とうとうあの晩の邂逅となりました(T. Sato)。

※スペシャル・ゲストのT.Satoさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。T. Satoさん、どうもありがとうございます。
9月19日に開館一周年になることを機に、ゲスト提供のものから特に貴重な作品を7つ、再紹介していきます。
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琵琶湖の上位蜃気楼 ~ゲスト提供~

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2010/04/Sat 15時38分
滋賀県大津湖岸なぎさ公園おまつり広場


蜃気楼の中にはいくつか種類があり、浮島のように普遍的な下位蜃気楼よりも遥かに珍しい上位蜃気楼を、1995年に琵琶湖で発見した。3~6月の暑い日、対岸から約14㎞前方の琵琶湖大橋やその橋上を走行する車が様々な姿に変化したり、ヨットの帆が上方に反転したりするのだ。2013年に撤去されてしまった高さ108mの大観覧車”イーゴス”がいい味を出してくれていて、まるで巨大な蜘蛛の巣に逆さになった大蜘蛛が獲物を待ち構えるような姿に変化したのを見た日は、「これぞ、蜃気楼!」と驚喜したものだ(T. Ban)。

※スペシャル・ゲストのT. Ban(←”琵琶湖の蜃気楼情報”は、ここをクリック)さんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。T. Banさん、どうもありがとうございます。
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横にたなびき流るる煙に誘われ凍てつく海岸へ。そこには光の宮殿が眩きたち蜃気楼の世界へ誘う ~ゲスト提供~

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2016/1/9 22時05分
北海道斜里町以久科原生花園の海岸


「光の宮殿」を最初に撮影したのは2012年、町内の写真家Yさん。その写真を見た衝撃が、蜃気楼の迷宮への第一歩となったのです。同じ頃、蜃気楼に興味を持った知床蜃気楼・幻氷研究会(←ここをクリック)の観測部長Café de Forêtさん(←ここをクリック)とともに斜里の海岸に毎日のように通い、上位蜃気楼がけっこう頻繁に出ていることを発見しました。

そんな私達の情熱と自然の冷静さが積み重なって、2つの層の間で御褒美の幻を見せてくれたのかもしれません。ある時、Café de Forêtさんが「病院の煙が真横に棚引くのがSignかも」と気付きます。そんな時は冷え込みが厳しいのです。サインに気づいた彼女から連絡をもらい、とうとうあの晩の邂逅となりました(T. Sato)。

※スペシャル・ゲストのT.Satoさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。T. Satoさん、どうもありがとうございます。
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日暮れの網走怪獣 ~ゲスト提供~

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2016/5/14 18時40分
北海道斜里町


世界遺産・知床を擁する斜里町は、「幻氷の見える町」です。私も所属している知床蜃気楼・幻氷研究会(←ここをクリック)の最近の調査によれば、上位蜃気楼が見えるのは年間50日もあり、かつ夕方や夜にも現れることがわかってきました。網走方面が怪獣の頭のようにも見える様子は、この写真のように二重三重にもなる複雑なタイプもあり、「ファタ・モルガナが見える町」と世界にアピールできるエビデンスだと思います(Café de Forêt)。

※スペシャル・ゲストのCafé de Forêt(←ここをクリック)さんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。Café de Forêtさん、どうもありがとうございます。
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ウユニ塩湖の浮島 ~ゲスト提供~

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2011/9/25
ボリビア多民族国ウユニ塩湖


乾季だったため全体的には地面が乾いていましたが、部分的にはうっすらと鏡のような状態でした。風もなかったため、「逆さ○○」もたくさん見ることができました。4,000mという高地であるにも関わらず、自然の素晴らしさや浮島現象のような不思議な景観、トリック写真を楽しんでいたため、空気の薄さを感じることもありませんでした(Rie)。

※スペシャル・ゲストのRieさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。Rieさん、どうもありがとうございます。
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魚津の上位蜃気楼Ⅲ

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2013/5/18 12時30分
富山県魚津市


誰かと想いを共有できるということは、幸せなことだ。まだ見ぬ人とすでに見た人が魚津の海岸に集い、自らの理由をおしゃべりしながら待っていると、奇妙な連帯感のようなものが芽生えてくる。漁船の向こう側で富山市方面の景色が伸び上がった日の夜、ホタルイカの刺身と旨い日本酒で乾杯したことを思い出す。
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魚津の上位蜃気楼Ⅱ

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2013/5/18 12時30分
富山県魚津市


魚津の海岸に立つと、右手の黒部市の生地灯台から、左手の富山市方面まで見渡せて、空がとても広い。「立山連峰からの冷たい雪解け水が蜃気楼を作り出す」という通説は現在では否定されたが、やはり海上に忽然と現れる幻なので、写真の構図としては海を多くするとバランスがよい。そして、どうしても横位置画面が多い対象なので、縦画面で撮ってみたかったのである。
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魚津の上位蜃気楼Ⅰ

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2013/5/18 12時30分
富山県魚津市


「蜃気楼といえば魚津、魚津といえば蜃気楼」とのフレーズのとおり、魚津市は日本随一の上位蜃気楼の名所である。4~6月の晴れて暑い日には、メッカの巡礼者のように蜃気楼ファンが集まる。聖地ともいえる魚津でぜひ一度目撃したくて2000年に通い始め、2013年にようやく夢が叶った時は、息詰まるような想いで沖合の幻影を眺めていた。
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蜃気楼で変形した新湊大橋 ~ゲスト提供~

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2016/6/11 15時20分
富山県魚津市 海の駅「蜃気楼」


富山県魚津市は蜃気楼の名所として知られており、4月から6月頃にかけて蜃気楼を見ようと多くの人が訪れる。しかし気温や風などいくつかの気象条件が揃わないと蜃気楼は現れず、せっかく来たのに目的を果たせずに帰る人も少なくない。そこで、富山市で単身赴任中に蜃気楼の写真を撮っておきたいと思い、5月と6月の週末は魚津市にある海の駅「蜃気楼」に通って蜃気楼を撮影することができた(J. Koike)。

※スペシャル・ゲストのJ. Koikeさんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。J. Koikeさん、どうもありがとうございます。
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北方領土の幻を、根室で

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1988/7/21 12時30分
北海道根室市


昭和56年に購入した『蜃気楼有情』を何度も何度も読み返して、実物との邂逅への想いが膨らんでいたあの頃。4年後の根室で、思いがけずそれが叶った。最果ての街から眺める国後島は、意外と近い距離に見えているものの、当時の外交交渉対象であるソ連に返還を求めていた。7月の晴れた白昼、奇妙な距離感の島が奇妙に変形したひと時は、幻のような不思議な記憶である。
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