憧れのダイヤモンドダスト

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1995/8/21 昼
南極昭和基地

暈現象は、日本の上空でも時々見ることができる。上空では気温が低く、氷晶の雲である巻層雲や巻雲が去来するためだ。南極などの極地方で、ダイヤモンドダストが降っている時は、自分の身の回りに氷の結晶が満ち満ちているのだから、そこに日が差したら一体どんな素晴らしい暈現象が出現するのであろうか? …そんな想像も、南極への憧れの一つとなっていた。気温零下24℃の8月の昼、サンピラーと上端接弧(上部タンジェントアーク)は無数のダイヤモンドの輝きから形成されていて、夢幻の景色であった。
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憧れの暈現象

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1995/8/29 午後
南極昭和基地

南極は寒冷な大陸です。高緯度の地域が寒冷なのは、太陽からの日射がナナメに当たるので、地表で受け取れるエネルギーが高緯度ほど小さくなるためです。さらに加えて、地球の地軸が23.5°傾いていて、公転軌道の関係で太陽がまったく照らない「極圏」が存在するということもあります。これらの理由によって気温が低いので、雪や氷(ダイヤモンドダスト)が降り積もるのです。ダイヤモンドダストに太陽光が当たって出現する多彩な暈現象も、僕が南極で見たいものの一つでした。この写真は、零下35℃まで冷え込んだ日に見られたマルチな暈現象です。
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太陽アークと映日アークも ~ゲスト提供~

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2016/10/25 11時15分
北海道室蘭市


10月25日の暈現象に関して、北海道の斜里町にある知床蜃気楼・幻氷研究会(←ここをクリック)の会長Sさんから新しい情報がもたらされた。TWITTER投稿によれば、反転画像から太陽アークも確認できたというものだ。僕も室蘭の画像で試してみたら…、太陽から左上に出て上部ラテラルアークの上方でくるりと回って再び太陽方向へ戻る太陽アーク(Heliac Arc)が! さらに、画面の左下方に映日アーク(Subhelic Arc)という超レア現象も見つけることができた。この一枚の中に、何と12種類が出ていたのだ!

※スペシャル・ゲストの室蘭地方気象台さんから、素晴らしい写真を紹介する了承を得られました。室蘭地方気象台さん、どうもありがとうございます。
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