斜里のストーンサークル 〜旅の空〜

20171011_kouen.jpg
2017/10/21 17時00分~18時15分
富山県魚津市 埋没林博物館ハイビジョンホール

『人生がときめく!蜃気楼の魔法 ~北海道で“ミラー女”が見つけた新しい魅力と可能性~』
以前に当『虚空美術館』に素晴らしい夜の上位蜃気楼「光の宮殿」(昨年12/19と今年9/20記事)と、むかわ町の上位蜃気楼(今年6/2)の写真を提供してくれた気象予報士のT. Satoさんが、来る10月21日(土)に北海道の蜃気楼に関する講演を行うことになりました。



20171018mosaics_7travel75.png
2017/6/10 夕方
北海道斜里町

古代の謎の石造遺跡シリーズの続きとして、北海道斜里町の朱円環状列石を紹介しよう。縄文期の2000~3000年前のものといわれるこの遺跡は、お墓である。正式には環状土蘺(とり)と命名されており、1.5mほどの石の集積が直径約30mの環状の土盛りの中に並んでいる形状が誠に神秘的だ。場所は少し高台にあるが、北方林の中で海も見えない。しかし、埋葬された縄文人たちはおそらく海辺で暮らしていただろうから、斜里から幻氷や真冬の上位蜃気楼などを眺めていたのかもしれない。
スポンサーサイト
テーマ: ある日の風景や景色 - ジャンル: 写真

チチェン=イツァのピラミッド ~旅の空〜

20171017mosaics_7travel74.png
2000/8/27 午前
メキシコ チチェン=イツァ

蜃気楼と関係が深いかもしれないストーンヘンジに続き、古代の巨石遺跡を掲載しよう。9~13世紀にユカタン半島のジャングルの中で栄えたマヤとトルテカ文明、その古代都市チチェン=イツァである。中でも最大の建造物がククルカンの神殿だ。ククルカンとは羽毛の生えた蛇の神で別名ケツァルコアトルともいい、前出のへルムート・トリブッチ氏は蜃気楼に関係が深い存在だとしている。ククルカンの神殿は、春分の日と秋分の日に光と影が巨大な蛇の神を現出させるように計算されたピラミッド状建造物だが、もしかしたら遥か遠くに蜃気楼を望むこともできたのかもしれない。
テーマ: 空の写真 - ジャンル: 写真

Like A Mirage ~旅の空〜

20171016mosaics_7travel73.png
2014/1/10 午後
イギリス ウイルトシャー

昨日掲載した夕闇の蜃気楼は、イギリスの古代遺跡ストーンヘンジに実にそっくりだと思う。紀元前3000年から紀元前1000年頃にかけて造られたというこの遺跡は、太陽崇拝の祭祀や天文観測施設であったという説がある。しかし、この類似性はどうだろう! ・・・かような見方を1989年にドイツのヘルムート・トリブッチ氏が『蜃気楼文明』という本で披露していたので、ストーンヘンジはぜひ訪れたい世界遺産の一つであった。
テーマ: 空の写真 - ジャンル: 写真

My Name Is Roca ~旅の空〜

20171013mosaics_7travel72.png
2017/7/19 午後
ポルトガル共和国ロカ岬

ポルトガルの首都リスボンから西方35kmにあるロカ岬は、ユーラシア大陸最西端の地だ。十字架の石碑には、ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ「ここに地果て、海始まる」と刻まれており、灯台のある茫漠とした丘の風景と相まって最果ての地であることを実感する。この大西洋の先には遥かアメリカまで陸地はなく、日本の太平洋東岸で東を眺める時に似た感慨を抱いたことを想起する同胞も多いだろう。
テーマ: 空の写真 - ジャンル: 写真

Since The Last Goodbye ~旅の空〜

20171010mosaics_7travel71.png
2017/8/29 夜明け前
スイス連邦チューリッヒ

貴方と別々の道を歩み始めて、随分と長い時間が過ぎた。スーパーコンピューターの天気予報計算は、小さな蝶のハバタキ一つで、その未来を変えるのだという。どこかで掛け違えたボタンは、僕たちの間にもっと大きな分水嶺を作ってしまった。あの頃僕たちが共有していた希望は、今はどこを彷徨っているのだろう。
テーマ: 外国の風景 - ジャンル: 写真

Jealousy ~旅の空〜

20171005mosaics_7travel70.png
2017/7/19 午前
ポルトガル共和国シントラ

ポルトガルシリーズの続き。シントラのペーナ宮の前身は、16世紀までの様式を持つ修道院だったが、1755年のリスボン大地震で廃墟と化していたそうだ。19世紀にそれを大改築したのがフェルナンド2世で、これにより奇抜な外観と豪華な内装の城になったという。彼のいとこであるドイツのルートヴィヒ2世が30年後にあのノイシュヴァンシュタイン城を作ったのは、この城への嫉妬心があったのかもしれない。
テーマ: 外国の風景 - ジャンル: 写真

シントラのシンボル、ペーナ宮 ~旅の空〜

20171004mosaics_7travel69.png
2017/7/19 午前
ポルトガル共和国シントラ

久しぶりにポルトガルシリーズに戻ります。首都リスボンから電車で40分の山間に、世界遺産シントラの文化的景観があります。そのシンボル的存在が、おとぎの国の城のようなこのペーナ宮です。16世紀までのムデハル・バロック・マヌエルなどの複合様式を持ち、鮮やかな黄や朱で彩られた奇想の城ですが、不思議と周囲の緑と調和しています。8kmほど先に見えるのは大西洋で、ユーラシア大陸最西端のロカ岬のあたりになります。
テーマ: 外国の風景 - ジャンル: 写真

Terminal Velocity ~旅の空〜

20170915mosaics_7travel68.png
2017/8/31 午後
スイス連邦チューリッヒ

雨粒が落下する際、重力加速度による下方への増速が、周囲の空気抵抗による減速と釣り合う速度が存在する。これを終端速度Terminal Velocityといい、水滴の大きさにより決まる数値である。つまり、小さい雨粒ほどあまり早くは落ちてこないということだ。恋愛の速度も、情熱の増速と時間とがバランスしていくのだろう。
テーマ: ある日の風景や景色 - ジャンル: 写真

Pavement ~旅の空〜

20170914mosaics_7travel67.png
2017/8/31 午後
スイス連邦チューリッヒ

石畳の河畔を急ぐ男の靴音と、
石畳の上に降る雨音が
一瞬だけ絡み合って消えた。
テーマ: 外国の風景 - ジャンル: 写真

Like Tears in my Eyes ~旅の空〜

20170913mosaics_7travel66.png
2017/9/1 夜明け前
スイス連邦デューベンドルフ

チューリッヒでの会議日程も前日で無事終了、滞在最終日は夜明け前にホテル近傍の畑地帯を、ちょっぴり感傷的に散歩した。夜の間ずっと降り続いた雨が、丘に優しい色合いの風景を作り出していた。
テーマ: 外国の風景 - ジャンル: 写真