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ペンギンと蜃気楼 (2016/10/7の再掲)

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1996/2/10 9時
南極海

リュツォ・ホルム湾のあたりで見られるペンギンは2種類、小型のアデリーペンギンと大型のコウテイペンギンだ。両方とも、暮らす場所からけっこう遠くの開水面まで餌の魚を取りに行くという。すなわち遠洋漁師である。そうだとすると、雲の様子や遠くの蜃気楼などの観天望気で漁獲量を上げている奴がいたりするのかなあ・・・と考えてみると、楽しくなる。

なお、2019年蜃気楼カレンダー写真コンテストの入選作品が日本蜃気楼協議会HPから壁紙カレンダーとして公開されました。

9月19日に開館二周年になったことを機に、蜃気楼シリーズから6つを再紹介いたします。

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昭和基地と幻 (2016/9/26の再掲)

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1995/9/25 13時50分
南極昭和基地

昭和基地沖の上位蜃気楼は、おそらく世界でもトップクラスの光景を見せてくれる。氷山や氷原が伸び上がったり、氷壁のように見えたりするだけでも素晴らしいが、それを人間の営みと絡めて切り取るべく、昭和基地のメイン建築物である管理棟を入れ、現実に紛れ込む非現実というようなイメージとしてみた。

なお、2019年蜃気楼カレンダー写真コンテストの入選作品が日本蜃気楼協議会HPから壁紙カレンダーとして公開されました。

9月19日に開館二周年になったことを機に、蜃気楼シリーズから5つを再紹介いたします。

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魚津の上位蜃気楼Ⅱ (2016/11/25の再掲)

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2013/5/18 12時30分
富山県魚津市

魚津の海岸に立つと、右手の黒部市の生地灯台から、左手の富山市方面まで見渡せて、空がとても広い。「立山連峰からの冷たい雪解け水が蜃気楼を作り出す」という通説は現在では否定されたが、やはり海上に忽然と現れる幻なので、写真の構図としては海を多くするとバランスがよい。そして、どうしても横位置画面が多い対象なので、縦画面で撮ってみたかったのである。

なお、2019年蜃気楼カレンダー写真コンテストの入選作品が日本蜃気楼協議会HPから壁紙カレンダーとして公開されました。

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魚津の上位蜃気楼Ⅰ (2016/11/13の再掲)

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2013/5/18 12時30分
富山県魚津市

「蜃気楼といえば魚津、魚津といえば蜃気楼」とのフレーズのとおり、魚津市は日本随一の上位蜃気楼の名所である。4~6月の晴れて暑い日には、メッカの巡礼者のように蜃気楼ファンが集まる。聖地ともいえる魚津でぜひ一度目撃したくて2000年に通い始め、2013年にようやく夢が叶った時は、息詰まるような想いで沖合の幻影を眺めていた。

なお、2019年蜃気楼カレンダー写真コンテストの入選作品が日本蜃気楼協議会HPから壁紙カレンダーとして公開されました。

9月19日に開館二周年になったことを機に、蜃気楼シリーズから5つを再紹介いたします。

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通天橋の紅葉 〜折々の空〜

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2018/12/9 午前
東京都文京区小石川後楽園

職場の写真クラブ”写楽会”の撮影会企画で、小石川後楽園の紅葉撮影に出かけた。この庭園は各地の名所を見立てた光景が名物で、これは京都東福寺の通天橋をイメージしたそうだ。

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サザンカに冬の雨 〜折々の空〜

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2018/11/22 朝
千葉県

サザンカ(品種はタチカンツバキ)に冷たい雨が降り、晩秋から初冬への移ろいを感じた。

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アスペリタス 〜折々の空〜

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2018/12/8 朝
千葉県

今朝の曇り空は、層積雲が低くて寒々しかった。その一部分が波のようにうねっていて、アスペリタスという新しい名前の雲となっていた。

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高千穂の夜神楽 〜折々の空〜

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2006/11/24 夜
宮崎県高千穂町

秋から冬にかけて行われる高千穂の夜神楽は、独特の雰囲気を持つ異空間だった。

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北方領土の幻を、根室で (2016/10/31の再掲)

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1988/7/21 12時30分
北海道根室市

昭和56年に購入した『蜃気楼有情』を何度も何度も読み返して、実物との邂逅への想いが膨らんでいたあの頃。4年後の根室で、思いがけずそれが叶った。最果ての街から眺める国後島は、意外と近い距離に見えているものの、当時の外交交渉対象であるソ連に返還を求めていた。7月の晴れた白昼、奇妙な距離感の島が奇妙に変形したひと時は、幻のような不思議な記憶である。

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浮島現象 (2016/10/18の再掲)

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1982/12/31 07時
千葉県銚子市

「ふわり、東京湾に蜃気楼」、こんな見出しで一冬に数回は新聞記事になる。しかし別に珍しいものではなく、日本付近の海上ではありふれた現象だ。千葉県立中央博物館の大木淳一氏による最近の調査では、11月は15日程度、12月は20日程度、1月は25日程度、2月は15日程度出るというから、冬は3日に2日の頻度だろう。ただし、島や船が宙に浮かんで見えるのが「絵」として面白いので、好んで撮るカメラマンも多いのかもしれない。流氷期間中の斜里では「空飛ぶ流氷」と呼ばれる景観である。

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都会の逃げ水 (2016/10/6の再掲)

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2016/8/21 11時20分
東京都千代田区

真夏の暑さを現すのに、かような逃げ水と揺らめく陽炎の映像がテレビで使われることが多い。しかしアスファルト舗装は強い日差しで急に温度が上がるので、季節によらず逃げ水が見えているようである。このため、下位蜃気楼は現代では珍しい現象ではなく、それは海上で見える「浮島現象」でも同様である。400mmレンズにテレコンバーターを付けて、800mm相当で撮影した。

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南鳥島の逃げ水 (2016/9/25の再掲)

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1989/4/7 10時
東京都小笠原村南鳥島

南鳥島は、東京の南東1,800kmに浮かぶ絶海の孤島だ。住民はおらず、海上自衛隊・気象庁・関東地方整備局の職員が交替で常駐している。食料や物資の輸送は自衛隊のC-130輸送機などで行われており、その便を1,370mの滑走路の端から逃げ水と共に超望遠レンズで撮った。上空には、セグロアジサシという鳥が舞っている。

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Road Mirage on Mirage Road (2016/9/5の再掲)

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2003/6/2 11時
富山県魚津市

蜃気楼には大きく分けて虚像が下に映る「下位蜃気楼」と、上に映る「上位蜃気楼」がある。「逃げ水」や「浮島現象」は下位蜃気楼であり、映画などで見る砂漠の蜃気楼も下位蜃気楼だ。上位蜃気楼は珍しく、下位蜃気楼は珍しくないが、逃げ水などを格好よく撮るのは意外と難しい。

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観覧車のある第三の男風の光景 〜折々の空〜

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2006/11/4 午後
福岡県福岡市東区

昨日掲載した神戸ハーバーランドの観覧車夜景から、福岡の香椎花園のことを思い出した。”第三の男”のイメージで、先日九十九里で撮った写真と組み合わせてみた。

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2018/11/22
千葉県九十九里町

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雨の観覧車 〜雨の散歩道〜

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2012/12/21 夜
兵庫県神戸市

観覧車のファンタジーが、雨の夜に増幅する。

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途中まで架かる橋 〜旅の空〜

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2003/7/14 午前
フランス共和国アヴィニョン

アヴィニョンの橋で、踊るよ、踊るよ・・・と歌われたサン・ベネゼ橋。洪水などでほとんどが流失し、途中までの姿となったという。向こう側へ行くという本来の役目は失われたが、それ故に奇妙で強烈な存在感を放っている。

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南極の暈現象Ⅱ (2017/1/19の再掲)

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1995/8/30 15時10分
南極昭和基地

暈現象Ⅰの翌日も気温零下27.3℃まで冷え込んだ。午後の弱々しい太陽の光に、ダイヤモンドダストがキラキラと輝き、暈現象を描き出す。前日と比べて、下に伸びるサンピラーが顕著であり、さらにその下には逆V字形の下部タンジェント・アークが見えている。太陽左側の幻日からは、曲率の異なる見慣れない弧が垂直に伸びているのがわかるだろうか。これはサブサン・ドッグ(映日)といって、サブサン(映日)の幻日のようなものである。

9月19日に開館二周年になったことを機に、「氷晶による光」シリーズから4つを再紹介いたしました。

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南極の暈現象Ⅰ (2017/1/12の再掲)

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1995/8/29 14時40分
南極昭和基地

極夜明けの低い太陽光が氷の結晶面に当たり、屈折や反射の効果により多様な暈(かさ)現象が現れた。画面右側の鮮やかな光のスポットは幻日(げんじつ)、太陽から幻日にかけて淡く伸びる光の筋は幻日環(げんじつかん)、太陽から縦に伸びる光条はサンピラー(太陽柱)である。サンピラーが水平線下側まで見えるのが、寒冷地ならでは光景だ。

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地上の暈 (2016/12/26の再掲)

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1995/8/23 13時50分
南極昭和基地

日中にも関わらず零下39.5℃という極寒の日、鼻から息を吸い込むと鼻毛が凍る感触がわかる。キラキラと降るダイヤモンドダストは、地上に舞い降りても輝きを失わない。そして、空中にある時と同様に、暈の円弧をひっそりと作り出していた。

9月19日に開館二周年になったことを機に、「氷晶による光」シリーズから4つを再紹介いたします。

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サブサン(映日) (2016/12/15の再掲)

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2011/12/29 08時30分
神戸~新千歳空港機上

神戸空港07時35分発の便で新千歳空港へ向かい、向かって右側の席から南東側を俯瞰する。冬型の雲の上を飛ぶので、暈現象の発現を期待して確保した席である。やがて太陽の下方に映日(サブサン)が明るく輝き始め、8時15分から50分くらいまで強くなったり弱くなったりした。

9月19日に開館二周年になったことを機に、「氷晶による光」シリーズから4つを再紹介いたします。

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